ヒマラヤ岩塩
岩の故郷・起源
地球上にある塩は海水から生まれてきました。ところで海水の塩分はどこから来たかご存知ですか?
地球が誕生した頃、地球はまだ暑く、どろどろの岩からガスが噴出していました。岩の中には酸化ナトリウムや水酸化ナトリウムが含まれていました。
一方、ガスの中には水蒸気や塩化水素が混じっていて、ガスが噴き出す時にある物質が塩化ナトリウム(つまり食塩)になって大空へ飛び出して行ったのです。
そして、地球が冷え始めると、水蒸気は雨となって、地球に降り注ぎます。この時に塩化ナトリウムも一緒に溶かし込んで地表に溜まりました。これが海です。
海水中の塩分は、海ができた頃にはすでに今の海水に近い塩分が溶け込んでいたそうです。
海水にはいろんな物質が溶けて混じっている
海水とは、いわば、いろいろな物質が溶け合っている水溶液です。
1000g中35gの塩分を含みます。塩分の約80%が塩化ナトリウム、みなさんの良く知っている食塩です。
このほかに塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウムなどが溶け込んでいるのです。
海水から水が蒸発したら、地球の表面は40メートルの厚さの塩で覆われる?
面白いデータがあります。ご紹介しましょう。
もしも、海水が全部、蒸発してしまったら、どれくらいの塩が残ると思いますか?
地球の表面を40メートルの厚さで覆ってしまうそうです。
それほど多くの塩が海水に含まれているとは本当に驚きです。
日本で岩塩は産出されない。
残念ながら、高温多湿の日本の風土では岩塩は産出されないようです。
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